近年、アメリカではSUVばかりで、ほとんどのステーションワゴンは消滅。そんななか、オーナーのCRAIGは古き良きアメリカを代表するビッグワゴンとセダンが好きで、約5年前にクレイグリスト(日本でいうところのジモティのようなアプリ)でこのクルマを発見し購入したそう。
ボディの状態は良好だったが走行不能状態で、ブレーキやエンジン、ワイヤーなどあらゆる箇所を地道に自ら直し、今では毎日快調に乗れる状態にまで仕上げた。
とにかく大きい車体なので、ゆっくり街をクルーズするのに最適だそう。外装ペイントには敢えて手を加えずオリジナルをキープ。サイドのウッドパネルやモール、ステッカーまで全て当時もの。
エアコンやフューエルインジェクションなどはまだまだアップデートする箇所がたくさんあるので、キャンプや長距離移動はしないそう。
1.インテリアはほぼオリジナルコンディション。Fordのロゴが入ったエアコンの送風口がシブい! 2.ルーフに積んでいる自転車やサーフボードがとっても絵になるワゴン。近所の海や買い物など、息子と一緒にドライブを楽しんでいる。3.リアのテールゲートには開閉式ガラス窓があり、ピラーには風の巻き込み防止スポイラーが付いている。4.既に1/4くらい隠れているリアタイヤだが、スカートも装着できるとのこと。エキゾーストキャップはムーンアイズ。5.スペースエイジを彷彿とさせるロケットのようなテーテールライト。ケネディの選挙バンパーステッカーが年代を物語る。6.サンダーバード390のエンジンで自ら組み上げたハイプレッション仕様。
プラモデルを製作するように、カスタムを存分に楽しんでいる姿がとても印象的だった。