

CAR SNAP
若い頃からの憧れだった魅惑のケンメリワゴン〈’73 NISSAN SKYLINE WAGON〉
若い頃からの憧れだった魅惑のケンメリワゴン〈’73 NISSAN SKYLINE WAGON〉
OWNER:小林健太さん/tempra cycle オーナー
自転車はもちろんアウトドアギア好きとしても知られ、そのセンスの良さから各種メディアにもひっぱりだこの小林さん。当然、愛車にも並々ならぬこだわりがある。
これまでホンダN360や日産ダットサンの3代目ブルーバードなど旧車ばかりを3台乗り継ぎ、現在は数年前に若い頃からずっと乗りたかったという、日産スカイラインワゴンが愛車となっている。1年半かけてカスタムし、セッティングを出し、高速域での走りも快適だそう。
「自分の父親が乗っていて、その頃の記憶が残っているというのもありますが、やっぱり昭和の手作り感が好きなんです。朝エンジンかけた時に、なんか今日調子悪いな〜とか、そういうところを含めて愛車感があるというか。本当はケンメリのGTRに乗りたかったのですが、もう手が出せないくらい価格が高騰して諦めかけていたんです。そんな時にこのケンメリワゴンが出てきて、最後のチャンスかなと思い購入したんです」

ルーフキャリアは業務用モデルをセルフカスタムしたオリジナル。車長に合わせてリサイズし、ウッドパネルを貼り付けている。見た目以上に広いラゲッジルームはキャンプ道具も大量に積み込める。リアに貼られたちょっと緩くて可愛らしいマグネットは、tempra cycleオリジナルの人気品。同ショップのサイトにて購入も可能だ。

キャンプが趣味の小林さんは、この車でキャンプに行くこともしょっちゅう。4駆ではないが、よほど険しい山道でない限り全く問題ないそう。旧車で行くオートキャンプもとてもカッコいい!
「キャンプ場に行くと、周りはSUVばかりだから逆に目立っちゃいますが(笑)。手はかかりますがその分愛着がわくし、シンプルに乗りたいクルマに乗れているという満足感は他では得がたいですね」
MFL Vol.13 〈趣味人たちが乗るスタイルのあるクルマ〉掲載
All the latest
CAR SNAP ARCHIVE


公私を共にする相棒! アメリカンカルチャーへの愛も反映された深紅のジムニー〈Jimny JA11〉
