日々使うギアやウェアに一家言ある面々に、特にお気に入りなアイテムをオールジャンルで紹介してもらう新連載企画! 今回は、今年でブランド35周年を迎えるMade in U.S.A.アイウェアブランド〈GATORZ〉の日本ブランディングマネージャー、増田昌弘さんに登場してもらった。
ゲイターズアイウェア ブランディングマネージャー
増田昌弘さん/45歳
米軍特殊部隊Navy SEALsも使用する質実剛健なミリタリーアイウェア〈GATORZ(ゲイターズ)〉の日本ブランディングマネージャー。「日本人が本当に選ぶべき道具として、フレームに航空機グレードの金属合金ジュラルミンを使ったミリタリーアイウェアを広めるため日々奔走しています。表面的なデザインではなく理念・哲学・信念が表現されたアイテムが大好きです」
♯01
5.11 TacticalのXRPTウォータープルーフジャケット
Law Enforcement向け製品のグローバルリーダーである5.11 TacticalのeVentを採用した防水透湿ナイロンジャケット。「脇下ジッパーから内部アクセスでき、思い通りに調節可能な立体フード、立体構造の袖、上腕/下前腕ポケット、胸ポケット内のテザーループ等々、語りつくせない拡張機能を備えた1着です」
「止水ジッパーを備え、さらに耐水圧20,000mm素材で嵐の中でも使えると、とにかくハイスペック。プレキャリの下に着用することを想定したスマートなシルエットなのに腕周りは楽ということもあり、今ではすっかり近年の秋冬ヘビーローテです。左右肩のベルクロにその日の気分でパッチを付け替えて楽しんでいます」
♯02
Chrome Industriesのポーン サルベージ レインカモ 限定品
'60年代から欧州で採用されたレインカモの、軍払い下げテント生地を使った限定ロールトップバッグ。「メッセンジャーの仕事道具として支持され続けてきたクロームの製品は昔から好きで、バッグだけでなくシューズも使っています。特にこのバッグは10年以上使っても壊れないタフさ、どんなシーンにもマッチする程よいストリート感を備えたお気に入りの逸品です」
「MA-1を彷彿とさせる内側に貼られたオレンジのタープ生地や、レインカモの主張しすぎない武骨感、新品時から入っている補修刺繍やペンキ跡、シリアルナンバースタンプ等、好きなポイントを挙げればキリがありません。現代の道具にクラシックな軍放出品を組み合わせた”今昔ハイブリット”の、個人的大名作です」
♯03
GATORZ EYEWEARのデルタ セラコートODグリーン/インフェルノ調光 防曇/ANSIz87.1 ミルスペック バリスティック
強度・硬度に優れた航空機グレードアルミ合金”A7075超超ジュラルミン”や、ミルスペック耐衝撃性を持ち合わせた高精細レンズを使い、ハンドメイドで仕上げられるサングラス。「数あるモデルのなかでもデルタは普段使いしやすいシェイプでアメリカでも人気No,1のモデルです。防曇加工済のミルスペックレンズはマスク併用でも曇りませんし、調光レンズは外で紫外線を浴びると自動的にスモークに変色してくれるので本当に便利」
「作りはまさに質実剛健そのもの。品質に裏付けられたフレーム生涯保証付きです。フレームを曲げて微調整できるので、インポートアイウェアにありがちな「平たい顔族に合わない問題」も無縁。ずっと使い続けることができる、一生モノのサングラスだと思います」