「ストリートタクティカル」という1ジャンルを築いた米国発の最重要ブランド
近年の米国タクティカルシーンを語るうえで絶対に外すことができないのが、ミリタリーエッセンスを汲んだウェアブランド《Qilo Tactical(キロ タクティカル)》であることは間違いないだろう。
本国アメリカではクリエイティブ力溢れるプロモーションが大好評。世界屈指のミリタリーインフルエンサーであるSLADE氏がはじめ〈SC Irregulars〉や、モノ作りに定評のある〈WRMFZY(ウォームファジー)〉とのコラボ品も多く、新商品はすぐに完売してしまう状況が続いている。一部の人気品に関しては、本国ではプレ値で取引されていることも珍しくない。
日本では米国タクティカルシーンをリアルタイムでチェックしている一部のコアなミリタリー、タクティカル好きの間で認知されているものの知名度としてはまだ全然だけに、これからさらに注目を集め、ブレイクしていくはずだ。
人気の理由としては、元々アパレルブランドとして立ち上げられた背景をもつだけに、独自のパターンやファブリックの開発を積極的に行い、結果としてグッズ的な扱いのウェアしかなかったタクティカルシーンに新たな風を吹かせたことが挙げられる。
ディープなミリタリーネタを取り入れながら展開していくコレクションは、ストリートと密接にリンクしながら独自のジャンルといっても過言ではない。ミリタリー好きであれば、チェックしておいて間違いないブランドだ。日本では取り扱っているショップもまだ少なく、“知る人ぞ知る”的な位置付けなので、最先端タクティカルシーンを先取りしたい人にもおススメだ。
GEARSで取り扱い中のアイテムを一部ご紹介!
QILO TACTICAL×WRMFZY
CHORE COAT RHODESIAN
Instagramから火がつき、QILOTACTICAL同様米国で大人気となっているWRMFZYとのコラボジャケット。カーハートのマスターピース〈Chore Coat〉にインスパイアされたデザインは、アメリカの雰囲気もたっぷりな1枚。ワークウェア×ミリタリーというありそうでないデザインがポイント。コットンツイルのタフな生地と、サテンの裏地の組み合わせで、襟のコーデュロイがアクセントに。13,800円
QILO TACTICAL
TYSON HOODIE
QILO×不法提供コラボというように、同ブランドのセンスのよさが滲み出たフーディー。厚手のコットンパーカーにピクセル刺繍のアートワークを施し、「Everuone has a plan until they get punched in the mouth=例え準備周到でも、1度パンチを食らえばそんなものに意味はない」という意味の、有名なタイソンの言葉も刺繍で施されています。11,000円
QILO TACTICAL×WRMFZY
EDC SHORTS M81 WOODLAND
こちらもWRMFZYとのコラボショーツ。アメリカ本国でも即完売となったショーツの後継で、非常に快適なストレッチコットンツイル素材で作られています。とても快適で柔軟な素材で、街はもちろんフィールドでも大活躍必至。ミリタリー定番のウッドランドカモですが、股下短めのシルエットで野暮ったくならないのが◎。EDC機能として2cm厚のベルトループも備えています。8,000円
QILO TACTICAL
KABUL KAYAKING TEE
「FROM KABUL WITH LOVE COLLECTION(カブールより愛を込めて)」をテーマに展開しているコレクションで、カレッジTシャツのように見えて実は全くそうじゃないQILOらしい捻りの効いたデザイン。中厚地のコットン素材100%のスタンダードなTシャツで、ボディがしっかりしているので洗濯を繰り返しても味がでそう。6,400円