外に出ると、思わずブルっと身震いする季節になると気になるのが、MA-1ではないだろうか。フライトジャケットの完成形とも称され、ミリタリーシーンの枠組みにとどまらず、間違いなくファッション史に残るアウターのひとつだ。
で、MA-1といえば当然〈ALPHA INDUSTRIES(アルファ インダストリーズ)〉をチェックしないワケにはいかない。
今季、同ブランドの最新鋭MA-1は、世界中のファッションシーンで磨き抜かれたシルエットや意匠、機能性はもちろん、その豊富なカラーバリエーションにも注目だ。その他、最新アウターも含めズラリご紹介!
現代的にブラッシュアップされた今季アルファの最新鋭MA-1
【MA-1 CORE SPEC】
半世紀にわたり研ぎ澄まされた軍用のシルエットはそのままに、素材や各種ディテールが現代的にブラッシュアップされたアルファの最新鋭MA-1。豊富なカラーリング、多彩なターゲットに向けた4サイズ展開など、フライトジャケットの傑作を日常に落とし込むべく創意工夫が重ねられている。¥22,000
豊富に揃うカラーバリエーションも見逃せないところ。サイズとカラー展開が豊富なため、自分にジャストな1枚が見つかるはず。
1. 8工程もの縫製作業を経て完成されるユーティリティポケット。お馴染みのレッドリボンもデザイン上のアクセントに。 2. 裾と袖のリブ使いもMA-1の特徴。 3. レザープルタブ付きのファスナーはアルファの刻印入りモデル。 4. レスキューオレンジのライニングは80年代後期に採用された仕様。 5. 三角ステッチが施されたフロントの前立てにはブランドロゴの刺繍が施される。
MA-1以外にも武骨な本格アウターが揃い踏み!
【TYPE-N1】
大戦中に米海軍の船艇乗務員用として開発されたN-1。通称ジャングルクロスと呼ばれるコットングログラン生地は非常にタフで遮風性も抜群。インナーにはボアライニングを配し、高い保温性も確保している。その機能性の高さで、長期にわたり現役を務めた海軍を象徴するジャケットだ。¥24,200
【TYPE M-65 PARKA】
後ろ身頃の形状からフィッシュテールとも称されるM-51野戦用パーカ。そのフードやエポーレット部分に改良を加え、1965年に制式採用されたのがM-65パーカだ。寒冷地でのレイヤリングを前提としたゆったりシルエットが特徴で、別売りのキルトライナーをコート内部に取り付けることも可能。ストリートファッションアイテムとしても高い人気を博す1着だ。¥19,800
【MA-1 VINTAGE DOBBS】
ALPHA社の前身であるDOBBS INDUSTRIES社が50年代後半に採用したMA-1のレプリカモデル。重厚感のある中綿やウールリブ、タブやループ、ファスナーに至るまで当時のヴィンテージを忠実に再現している。¥35,750
【TYPE B-15】
羊毛革に替わる初めての布地製飛行服B-10。その後継型が1944年に開発されたB-15ジャケットだ。こちらは武骨な印象のB-15を都会的にアレンジ。程よいフィット感とヌケ感のあるルックスを備えたジャケットに仕上げた。ポップアップストアでの限定販売品。¥24,200
流行関係なく、街の主役であり続けるMA-1を初めとしたミリタリーアウターたち。ぜひ袖を通してみてはいかがだろう。 アルファ インダストリーズ Tel. 0120-008-503 / https://alpha-usa.jp/
MFL vol.14 掲載
(価格は掲載時の価格のため、変更されていることもあります)